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旅行はいつもの暮らしから少し離れて、新しい景色や食事、街の空気を楽しめる特別な時間。 一方で、長時間の移動や慣れない環境、いつもとは違う睡眠環境などによって、心身に疲れを感じることもあります。 そんな旅先で自分の好きな香りをひとつ持っていると、いつでも自分らしく過ごすための小さな「安心」をつくることができます。 今回はいつもの定番精油とは少し違う、旅行に持っていきたいおすすめの香りをご紹介します。 ① ホテルでゆっくり過ごしたいときに 旅行先では、観光や食事を楽しんだあとホテルや旅館で過ごす時間も旅の楽しみのひとつ。 そんな時間にはフランキンセンスやホーウッドのような穏やかで落ち着きのある香りがおすすめです。 フランキンセンスは、樹脂から得られる深みのある香りが特徴。 どこか神秘的で静かな印象があり、旅先でゆっくり深呼吸したいときにもよく合います。 ホーウッドは、やさしい木の香りの中にほんのりとした甘さがあり、クセが少なく取り入れやすい精油です。 慣れない部屋でも自分の好きな香りを感じることで、いつものリラックスタイムをつくることができます。 ② 和の旅には「ヒノキ」の香りを 温泉旅行や旅館など、日本らしい旅を楽しむならヒノキもおすすめです。 清々しく落ち着いた木の香りは、森林の中にいるような心地よさを感じさせてくれます。 温泉に入ったあとや、旅館でゆっくり過ごす時間にもぴったり。 特に日本の風景や文化を楽しむ旅では、ヒノキの香りを取り入れることで視覚だけでなく嗅覚からも「旅」を感じられるのではないでしょうか。 ③ 少し特別な旅には「ネロリ」や「ゼラニウム」 記念日や特別な旅行など、いつもより少し贅沢な気分を楽しみたいときには、ネロリやゼラニウムなどのフローラル系もおすすめです。 ネロリは、上品でやわらかな花の香りが特徴。 華やかでありながら落ち着きもあり、旅先でゆったりと過ごす時間に寄り添ってくれます。 ゼラニウムは、ローズを思わせる華やかさと、植物らしいグリーンなニュアンスをあわせ持つ香り。 気持ちを整えたいときや、少し気分を変えたいときにも取り入れやすい精油です。 ④ 気分を切り替えたい旅先には「ベルガモット」 旅先で気分をリフレッシュしたいときにはベルガモットもおすすめです。 柑橘系ならではの明るさを持ちながらどこか落ち着いた印象もあるため、朝の準備中から観光の合間、ホテルに戻ってひと息つく時間まで幅広いシーンで楽しめます。 「せっかくの旅行だから、気持ちを切り替えて楽しみたい」というときに、そっと背中を押してくれるような香りです。 ⑤ すっきりした空間で過ごしたいときに 旅行先の部屋でいつものように過ごせる空間をつくりたいときには、ティートリーやユーカリも選択肢になります。 どちらも清涼感のあるすっきりとした香りで、空間を爽やかな印象に整えてくれます。 ホテルの部屋などで香りを楽しむ場合は、ティッシュやコットン、アロマストーンなどに精油を少量垂らす方法が手軽です。 ディフューザーを持っていかなくても、香りを身近に置いて楽しむことができます。 旅行には「香りを持ち歩く」という楽しみ方を
旅行に持っていくアロマは、たくさんの種類を用意する必要はありません。 「リラックスしたい」「気分転換したい」「旅先でも自分らしく過ごしたい」など、自分の目的に合わせて1〜2種類のお気に入りを選んでおくと便利です。 また、精油そのものではなく、あらかじめ希釈されたロールオンやアロマスプレーなど、持ち運びやすいアイテムを選ぶのもおすすめ。 ただし、精油を肌に使用する場合は原液のまま使用せず、適切に希釈することが基本です。 柑橘系の精油には、種類によって光毒性に注意が必要なものもあります。 また、飛行機を利用する場合は、液体物の持ち込みについて航空会社のルールを事前に確認しておきましょう。 まとめ 旅行は、いつもと違う場所へ出かけるからこそ、普段とは違う香りを楽しめる機会でもあります。 深みのあるフランキンセンス、やさしい木の香りのホーウッド、日本らしいヒノキ、華やかなネロリやゼラニウム、爽やかなベルガモット、清涼感のあるティートリーやユーカリ。 その日の気分や旅のシーンに合わせて香りを選べば、旅の思い出は視覚や味覚だけでなく、香りとともに記憶に残っていきます。 次の旅行には、お気に入りの香りをひとつバッグに忍ばせてみませんか? 旅先でふと香ったその香りが、いつかその旅を思い出すきっかけになるかもしれません。 ▼本日ご紹介した精油
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朝起きたとき、仕事を始めるとき、家に帰ってきたとき、そして眠る前。 私たちは一日の中で、何度も気持ちを切り替えながら過ごしています。 そんな毎日の中に「香り」を取り入れてみると、いつもの時間が少し心地よく感じられるかもしれません。 アロマは特別な日に楽しむものだけではありません。 毎日の小さな習慣にすることで、香りが「気持ちを切り替えるきっかけ」になっていきます。 香りが「心のスイッチ」に 嗅覚は、感情や記憶と深く関わっています。 朝に爽やかな香り、仕事中にすっきりとした香り、夜に落ち着く香りなど、同じタイミングで香りを取り入れていると、「この香りを嗅いだら仕事モード」「この香りがしたらリラックスタイム」と、香りが気持ちを切り替える合図になっていきます。 自分の気持ちに気づくきっかけに 「今日はどんな香りが心地いいかな?」と香りを選ぶことは、その日の自分の気分に目を向ける小さな時間でもあります。 忙しい日々の中では、自分の心の状態を振り返る時間は意外と少ないもの。 香りを感じながら自然と深呼吸する数十秒が、気持ちに余白をつくるきっかけになります。 大切なのは、自分が好きな香り アロマを習慣にするうえで大切なのは、「この香りが好き」「心地いい」と感じることです。 朝の身支度、仕事を始める前、帰宅後、眠る前など、いつもの生活にお気に入りの香りをひとつプラスするだけ。 香りのある時間を、毎日の小さな習慣にアロマを取り入れるために、特別な時間を用意する必要はありません。 朝の身支度をしながら香りを楽しむ。
仕事を始める前に香りをひとつ選ぶ。 帰宅したらお気に入りの香りを広げる。 眠る前に香りを感じながら、ゆっくり過ごす。 そんな小さな習慣を繰り返していくことで、香りが暮らしの中の 「気持ちを切り替える合図」になっていきます。 アロマのある暮らしは、何かを大きく変えることではありません。 毎日の中に、自分のための心地よい瞬間を少しだけ増やしていくこと。 お気に入りの香りから、そんな習慣を始めてみてはいかがでしょうか。 「精油」と聞くと、花から作られているものを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 ローズやラベンダーのような花の香りはよく知られていますが、 実は精油は葉や木、樹脂、果皮など植物のさまざまな部分から抽出されています。 植物は部位ごとに異なる役割を持っているため、そこから生まれる香りにもそれぞれ個性があります。 その違いを知ると、いつもの精油もまた違った楽しみ方ができるかもしれません。 ■ 花から採れる香り 花は植物が子孫を残すために欠かせない大切な部分で、虫を引き寄せるために豊かな香りを放つものが多くあります。 ローズやラベンダー、ネロリ、イランイランなどは花から抽出される代表的な精油です。 花から採れる香りは、華やかさややさしさ、上品さを感じられるものが多く、植物本来の繊細な魅力を楽しめます。 一方で採油量は少なく、多くの花が必要になるため、希少価値の高い精油も少なくありません。 ■ 葉から採れる香り 葉は太陽の光を受けながら植物が成長するために欠かせない部分です。 ペパーミントやローズマリー、ティートリーなどは葉から抽出される代表的な精油として知られています。 葉から採れる香りは、みずみずしさや爽やかさ、清潔感を感じるものが多く、 植物のフレッシュな印象をそのまま楽しめるのが特徴です。 ■ 木から採れる香り 木は何年、何十年という長い年月をかけてゆっくりと成長します。 ヒノキやシダーウッド、サンダルウッドなどは木部から抽出される精油で、 落ち着きや温もり、深みを感じられる香りが多くあります。 時間をかけて育った木だからこそ生まれる、穏やかで奥行きのある香りは、古くから世界中で親しまれてきました。 ■ 樹脂から採れる香り 樹脂は植物が傷ついたとき、自らを守るために分泌する天然の成分です。 フランキンセンス、ベンゾイン、ミルラなどは樹脂から採れる代表的な精油で、 古代から香料や薫香としても大切にされてきました。 樹脂から採れる香りは、深みや重厚感、神秘的な印象を持つものが多く、 時間とともにゆっくり変化する香りも魅力のひとつです。 ■ 果皮から採れる香り オレンジやレモン、グレープフルーツ、ライムなどの柑橘系精油は、果実ではなく果皮から抽出されています。 果物の皮をむいた瞬間に香りが広がるように、果皮には香り成分が豊富に含まれています。 果皮から採れる香りは、明るさや軽やかさ、みずみずしさを感じられるものが多く、 柑橘ならではのフレッシュな印象が魅力です。 ■ 植物の部位を知ると香り選びがもっと楽しくなる
同じ植物から生まれる精油でも、どの部分から抽出されるかによって香りの印象は大きく変わります。 花は華やかさ、葉は爽やかさ、木は温もり、樹脂は深み、果皮は軽やかさというように、 それぞれの部位には植物ならではの個性が表れています。 次に精油を手に取るときは、香りだけでなく「植物のどの部分から生まれた精油なのか」にも目を向けてみてください。 植物の姿を思い浮かべながら香りを楽しむことで、一滴の精油がもっと身近に感じられるかもしれません。 家族で楽しむ、秋のアロマ時間 9月には「敬老の日」や「秋分の日」があり、家族で過ごす時間が増える方も多いのではないでしょうか。 普段はなかなか伝えられない「ありがとう」の気持ちを、何か形にして届けたい。 そんな時におすすめしたいのが、香りの贈り物です。 お花やスイーツも素敵ですが、今年はいつもと少し違う「天然アロマ」を贈ってみませんか? 敬老の日に「香り」を贈るということ 香りには、ふとした瞬間に記憶を呼び起こす不思議な魅力があります。 昔住んでいた家を思い出す香り。 旅行先で感じた香り。 森林の中で感じた木々の香り。 香りは、目に見えるものではありませんが、心に残るもの。 だからこそ、大切な人への贈り物にもぴったりです。 「いつまでも元気でいてね」 「これからもゆっくり過ごしてね」 「いつもありがとう」 そんな気持ちを、香りに込めて届けてみてはいかがでしょうか? 敬老の日におすすめの精油 ヒノキ 日本人にとって馴染み深い、清々しい木の香り。 森林浴をしているような落ち着いた香りで、幅広い年代の方に親しまれています。 「日本らしい香りを贈りたい」という方にもおすすめです。 オレンジスイート 甘く爽やかな柑橘の香り。 親しみやすく、アロマ初心者の方にも選びやすい香りです。 明るく温かみのある香りなので、家族が集まるリビングにもよく合います。 ラベンダートゥルー アロマの定番として長く愛されている香り。 穏やかなフローラルの香りで、ゆったりとした時間を過ごしたい時におすすめです。 「アロマを始めてみたい」という方への最初の一本にも。 フランキンセンス 深みのある、落ち着いた樹脂の香り。 どこか神聖さを感じさせる上品な香りで、秋の静かな時間にもぴったりです。 ヒノキや柑橘系と合わせると、より親しみやすい香りになります。 家族みんなで楽しむ「秋のアロマ時間」 敬老の日や秋分の日の連休は、家族で集まる機会も増える季節。 そんな時は、みんなで香りを選んでみるのもおすすめです。 「この香り好き!」 「こっちは懐かしい感じがする」 「私はこの香りが好きだな」 香りをきっかけに、自然と会話が生まれることもあります。 世代によって好きな香りが違うのも、アロマの面白いところ。 香りを選ぶ時間そのものが、家族の思い出になるかもしれません。 「ありがとう」を香りに込めて 敬老の日は、普段なかなか言葉にできない感謝を伝える日。 「いつもありがとう」 「これからも一緒に楽しい時間を過ごそう」 そんな気持ちを、香りと一緒にプレゼントしてみませんか? アロマオイルだけでなく、アロマスプレーやバームなど、日常の中で気軽に楽しめるアイテムを組み合わせて、オリジナルのアロマギフトにするのもおすすめです。 9月の連休は、香りと一緒に。
敬老の日、秋分の日。 家族や大切な人と過ごす時間が増える9月。 いつもの休日に、ほんの少し香りをプラスするだけで、いつもの空間が特別な時間に変わるかもしれません。 今年の敬老の日は、 「ありがとう」を香りに込めて。 大切な人と一緒に、お気に入りの香りを見つけてみてください。 精油の魅力のひとつは、ひとつの香りを楽しむだけでなく、いくつかの精油を組み合わせて自分だけの香りをつくれることです。 ラベンダーにレモンを合わせて爽やかさを加えたり、オレンジにゼラニウムを重ねてやわらかな印象にしたり。 精油のブレンドには決まった正解があるわけではなく、相性の良い組み合わせを探していく過程もアロマの楽しみのひとつです。 とはいえ、最初から何種類も組み合わせるのは少し難しく感じるもの。 そこで今回は、初心者でも楽しみやすい精油のブレンドの基本と、香りの組み合わせを考えるときのコツをご紹介します。 ① まずは「香りの系統」から組み合わせてみる 精油には柑橘系・フローラル系・ハーブ系・ウッド系など、さまざまな系統があります。 初心者の方は、まず同じ系統の香りを組み合わせてみると全体のバランスが取りやすくなります。 例えば、レモンやオレンジ、ベルガモットなどの柑橘系は相性が良く、明るく爽やかなブレンドに。 ラベンダーやゼラニウム、ローズ、ネロリなどのフローラル系を合わせると、やさしく華やかな印象になります。 一方、ペパーミントやローズマリー、ユーカリなどのハーブ系はすっきりとした香りをつくりたいときにぴったり。 ラベンダーや柑橘系と組み合わせることで、清涼感の中にもやわらかさが生まれます。 さらに、ウッド系の香りを加えるとブレンド全体に落ち着きや深みが出ます。 パチョリのような個性的な香りも、少量加えることで全体を引き締めるアクセントになります。 ② 「トップ・ミドル・ベース」を意識する ブレンドをもう一歩楽しみたいなら、香りのノートにも注目してみましょう。 精油にはそれぞれ揮発性や揮発するスピードに違いがあります。 最初に香りやすいものがトップノート、香りの中心となるものがミドルノート、時間が経っても残りやすいものがベースノートです。 例えば、レモンやオレンジなどの柑橘系はトップノートに多く、最初に明るくフレッシュな印象を与えます。 ラベンダーやゼラニウムなどはミドルノートとして香りの中心をつくり、ウッド系やパチュリなどはベースとして全体を支えます。 すべてのノートを必ず揃える必要はありませんが、トップ・ミドル・ベースを意識すると時間とともに香りが変化していく、奥行きのあるブレンドをつくりやすくなります。 ③ 香りの「強弱」と「比率」がポイント ブレンドで意外と重要なのが、それぞれの精油の比率です。 香りには強いものと穏やかなものがあり、同じ1滴でも存在感が大きく異なります。 そのため、すべてを同じ量で入れるのではなく、ひとつをメインにしてほかの香りをサポート役として加えると全体がまとまりやすくなります。 例えば、ラベンダーをメインにしてレモンを少し加えれば穏やかな香りの中に爽やかさが生まれます。 反対にレモンをメインにしてラベンダーを加えれば、明るさを保ちながら少し落ち着いた印象に変わります。 最初は2〜3種類程度からチャレンジし、少量ずつ比率を変えてみるのがおすすめです。 香りを確認しながら少しずつ追加していくことで、自分の好みに近いオリジナルブレンドを見つけやすくなります。 ④ 「目的」から香りを選ぶのもおすすめ
香りの系統だけでなく、どんな時間を過ごしたいのかという目的から精油を選ぶ方法もあります。 リラックスしたいときにはラベンダーやベルガモット、気分転換やリフレッシュにはレモンやスイートオレンジ、すっきりとした感覚が欲しいときにはペパーミントやローズマリーなど。 「今日はゆっくりしたい」「気持ちを切り替えたい」など、その日の気分や心身の状態を出発点にして香りを選ぶとブレンドがより身近なものになります。 アロマセラピーではこうした香りの特徴を知りながら自分に合った組み合わせを探していくことも楽しみのひとつです。 ⑤ 香りを試すときは「時間を置いて」確認する ブレンドをつくるときに覚えておきたいのが、嗅いだ瞬間の香りだけで判断しないことです。 精油は揮発していくため、最初に感じた香りとしばらく時間が経ったあとの香りでは印象が変わります。 ブレンドを試す際は、ムエットなどの試香紙や専用の道具を使い香りを確認してから少し時間を置いてみましょう。 最初は「少し爽やかすぎる」と感じたブレンドが時間が経つと落ち着いた印象になることもあります。 自分でブレンドした香りはすぐに完成させようとせず、時間をかけて変化を楽しむのもコツです。 まとめ 精油のブレンドに決まった正解はありません。 柑橘系、フローラル、ハーブ、ウッドなどの系統を意識したり、トップ・ミドル・ベースのノートを考えたり、香りの強弱や比率を調整したり。 少しずつ知識を増やしていくことで、ブレンドの楽しみ方はどんどん広がります。 まずは2〜3種類の精油から、気になる香りを組み合わせてみるところから始めてみましょう。 「この香りとこの香りは合うかな?」と試していくうちに自分にとって心地よい相性が見つかるはずです。 自分の好みや目的に合わせて香りを組み合わせる。 その小さなチャレンジから生まれるオリジナルの香りこそ、精油をブレンドする醍醐味なのかもしれません。 9月に入ると増える、台風や秋の長雨。気圧や湿度の激しい変化は自律神経を乱し、「頭が重い」「なんだか体がだるい」といった不調を引き起こしやすくなります。 そんな雨が降り始めたときや雨上がりに、「土やアスファルトから上がってくる、あの独特な落ち着く香り」を感じたことはありませんか? 実はあの匂い、単なる気分の問題ではなく、科学的にも脳を休める効果が証明されている現象なのです。 ①「雨の匂い」と「木の香り」の意外な共通点 雨が降ると、植物の油脂や土中の成分が大気中に舞い上がる「ペトリコール」という現象が起きます。 さらに、神社や深い森の中にあるヒノキなどの樹木からは、「セドロール」や「フィトンチッド」と呼ばれる成分が広がっています。昔から神社やお寺に行くと心がしんと静まるのは、この木の香りが漂っているからです。 これらの成分には共通して、過敏になった脳の交感神経(緊張状態)を鎮め、リラックスを司る副交感神経を優位にする働きがあります。昔の人が神社に木を使い、香りを焚いて「空間を清めてきた」のは、実に理にかなった自律神経の整え方だったのです。 ②台風の日は、自宅を「静寂なリセット空間」に 外に出かけにくい雨の日や台風の日こそ、重たく湿った部屋の空気と、どんよりした気分を同時にリセットするチャンスです。 そんな時のおすすめの精油 ・シダーウッド(樹木系): まるで深い森の中にいるような静けさをもたらし、浅くなった呼吸を深く整えます。 ・ユーカリ(ハーブ・グリーン系):森林の澄んだ空気を感じさせ、気あるの変化で重くなった頭や呼吸をすっと軽やかに導きます。 ・ベルガモット(果実系): 湿気のこもった部屋に爽やかな光を差し込むような透明感をプラスします。 ひと吹きで、お部屋の空気をガラリと変える 雨の日のどんより感や「気圧酔い」を感じたら、樹木系ブレンドのルームスプレーを空間にひと吹きしてみてください。 湿気で重かったおうちの空気が一瞬で澄み渡り、重かった頭と心がすーっと軽く整っていくはずです。季節の変わり目の不調は無理に耐えず、香りの知恵を味方につけて心地よく乗り切っていきましょう。
~精油はなぜ高価なの?一滴ができるまで~ 小さな精油のボトルを手に取ったとき、「思っていたより価格が高い」と感じたことはありませんか。 5mLや10mLという小さな容量でも、植物によって価格は大きく異なります。数百円ほどで購入できるものもあれば、数千円から一万円を超えるものまでさまざまで、その違いが気になった方も多いのではないでしょうか。 その理由は、香りそのものではなく、一滴の精油が生まれるまでの背景にあります。 植物が育つまでの長い時間や収穫の手間、そして香りを抽出するための技術など、 多くの工程を経てようやく一滴の精油が生まれます。 ■ 一滴に込められた植物の恵み 精油は、花や葉、木、果皮などに含まれる香り成分だけを抽出したものです。 植物そのものをそのまま液体にしているわけではなく、ごくわずかな香り成分だけを集めているため、 少量の精油、特に花から採れる精油を作るには驚くほど多くの植物が必要になります。 ■ 同じ5mLでも価格が違う理由 例えば、ローズは精油の中でも特に希少な存在です。 約5mLの精油を作るためには、150〜250kgほどの花びらが必要になると言われています。一輪一輪咲いた花を最適なタイミングで収穫し、すぐに抽出する必要があるため、どうしても価格は高くなります。 一方で、ラベンダーは広い畑で栽培されることが多く、ローズよりも効率よく精油を抽出できます。それでも植物を育てる時間や収穫、蒸留の工程は欠かせず、天然精油ならではの品質を守るために丁寧な作業が行われています。 さらにオレンジスイートは少し事情が異なります。 オレンジの精油は果実ではなく果皮から抽出され、ジュースを作る際に出る果皮も有効活用されることから、比較的採油量が多く価格も手頃です。 このように、同じ5mLのボトルでも植物の種類や採油量、収穫方法の違いによって価格には大きな差が生まれます。 ■ 植物は自然の中で育つからこそ価値がある
精油の原料となる植物は、工場で同じ品質のものを大量生産できるわけではありません。 日照時間や雨の量、土壌、気温など、その年の自然環境によって育ち方や香りは少しずつ変化し、収穫量も毎年同じとは限りません。 さらに植物ごとに収穫できる時期は異なり、最も香りが豊かな瞬間を見極めながら収穫することで、植物本来の個性を生かした精油が作られています。 ワインがその年の気候によって風味を変えるように、天然精油も自然の影響を受けながら生まれるものと言えるでしょう。 ■ 香りを閉じ込めるための技術 収穫された植物は、新鮮なうちに蒸留や圧搾など、それぞれの植物に適した方法で香りを抽出します。 花や葉は水蒸気蒸留法、柑橘類は圧搾法が使われることが多く、植物の香りをできるだけ損なわないよう、温度や時間を細かく調整しながら丁寧に作業が進められます。 こうした技術と経験があるからこそ、植物本来の豊かな香りを私たちは楽しむことができます。 ■ 一滴の価値を知ると、香りはもっと特別になる 精油は、ただ香りを楽しむためのオイルではありません。 ローズのように何百キロもの花からわずかしか採れないものもあれば、ラベンダーのように畑いっぱいの植物から丁寧に抽出されるもの、オレンジスイートのように果皮を生かして作られるものもあります。 それぞれ植物の特徴は異なりますが、どの精油にも共通しているのは、自然の恵みと人の手間が積み重なって生まれているということです。 小さなボトルの中には、植物が育つまでの時間や収穫に携わる人々の想い、そして香りを未来へ届けるための技術が詰まっています。 そんな背景を知ってから香りに触れると、一滴の精油がこれまで以上に大切なものに感じられるかもしれません。 9月に入りましたが、まだまだ厳しい暑さが続くこの頃。 「9月なのに、まだ真夏みたい……」 そんなふうに感じる方も多いのではないでしょうか? 強い日差しや高い気温、冷房の効いた室内と屋外との温度差など、長い夏を過ごしてきた身体や心には、知らず知らずのうちに疲れが溜まっているかもしれません。 そんな9月におすすめしたいのが、香りを取り入れたリフレッシュ&リラックスタイム。 今回は、まだまだ暑さが続く9月に、夏の疲れを心地よくリセットするためのアロマをご紹介します。 9月は「夏の疲れ」をいたわる季節 夏の暑さが長く続くと、どうしても身体が重く感じたり、気分がすっきりしなかったりすることがあります。 冷房の効いた室内で過ごす時間が長くなったり、暑さで寝苦しい夜が続いたりと、心身ともに休まりにくい日々が続くことも。 そんな時は、無理に頑張るのではなく、香りの力を借りて気分を切り替えてみませんか? お気に入りの香りをゆっくりと吸い込み、深呼吸。 ほんの数分でも、香りを楽しむ時間をつくることで、忙しい毎日の中に小さなリセットタイムをつくることができます。 9月におすすめの精油 ペパーミント 暑い季節にぴったりの、清涼感あふれる香り。 スーッと鼻に抜けるような爽快感があり、気分をリフレッシュしたい時におすすめです。 朝の目覚めや仕事の合間、気分を切り替えたい時にもぴったり。 レモン フレッシュで爽やかな柑橘の香り。 暑さで気分が重く感じる時にも、空間を明るく軽やかな印象にしてくれます。 すっきりした香りが好きな方や、朝のアロマにもおすすめです。 グレープフルーツ みずみずしく爽やかな香りが魅力のグレープフルーツ。 重たくなりがちな気分を軽やかにしたい時や、気分転換したい時にぴったりです。 暑い日のリフレッシュタイムにもおすすめの香りです。 ベルガモット 柑橘の爽やかさと、穏やかな落ち着きをあわせ持つベルガモット。 「スッキリしたいけれど、刺激が強すぎる香りは苦手」という方にも使いやすい精油です。 夏の疲れを感じた時のリラックスタイムにもおすすめです。 ヒノキ 暑さが続く9月に、少し落ち着いた気分になりたい時にはヒノキの香りもおすすめ。 森林浴をしているような清々しさと、心地よいウッディな香りが、いつもの空間に自然の安らぎを与えてくれます。 お風呂上がりや夜のリラックスタイムにもぴったりです。 まだまだ暑い季節におすすめ 天然アロマスプレー【COOL】 「外に出ると暑い……」 「気分をスッキリさせたい!」 そんな時におすすめなのが、当社の**天然アロマスプレー【COOL】**です。 天然精油をブレンドした、夏のための爽やかなアロマスプレー。 ベルガモットやライムのフレッシュな柑橘の香りに、パインやローズマリー、サイプレスなどの清々しいグリーン系の香りをプラス。 さらに、ペパーミントやはっかに含まれるメントール成分が、ひんやりとした清涼感をもたらし、肌に心地よいクール感を与えます。体感温度−4℃のような、清涼感あふれる使用感です。 こんな時におすすめ
シュッとひと吹きするだけで、爽やかな天然アロマの香りが広がります。 まだまだ暑い9月を、香りで心地よく乗り切りたい方におすすめの1本です。 まだ暑いからこそ、香りで気分転換を
9月になっても、まだまだ暑い日が続きます。 「夏はもう終わった」と思うには、少し早いかもしれません。 だからこそ、今の季節に合った香りを選んで、無理なく心地よく過ごすことが大切です。 朝は柑橘系で爽やかに。 日中はペパーミントで気分をリフレッシュ。 夜はヒノキやベルガモットでゆっくりと。 そして、外出先やお仕事の合間には、天然アロマスプレー【COOL】をシュッとひと吹き。 香りを上手に取り入れながら、長い夏を乗り越えた自分をいたわってあげませんか? 季節が少しずつ変わっていくのを感じながら、その時の自分に合った香りを楽しむ。 それも、アロマの素敵な楽しみ方のひとつです。 |
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